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読書と感想は別分野?

2009年08月18日 23:59

夏休みの宿題の感想文の元となる、指定課題図書。
今年、夢子が選んだのは この1冊。
選ぶといっても夢子は、パラパラめくって、
「これダメ…これも書きにくそう」という消極的消去法なのよ、まったくもー。

月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立
『月の えくぼを見た男』

江戸時代に実在した、麻田剛立という医師であり天文学者の生涯を描いた本なの。
幼い頃から神童と呼ばれた彼の、好奇心を育くんだり、その後を支えた周囲の人々、
あくなき探究心、純粋な情熱、そして「義」の心を持った麻田剛立 自身の魅力。

あの時代の識者やパトロンが、何に情熱を傾け、何にお金を使ったかも興味深くて、
先の読み方の正しさにも感服して、ちょっと現代と比べてしまったり。
私の知らない事実もあったし、ジュニア向けだから読みやすかったし。
ただ、どろどろした人間味というより、あくまでキレイなのも、ジュニア向けだから?
あとはネタバレになるので触れないけれど。


…なぜ語れるかって?  ひと晩で読破したからです(笑)。
夢子が、ちょっと読んでは休み、読んでは「むずかしい」とつぶやくから、先に試し読み。
読まなきゃいけない本人は、半分までしか読んでません。

そう。 「読まなきゃいけない」という縛りが、夢子を萎えさせるようです(笑)。

読書がキライな子ではなく、むしろ読書好きなほうだと思うし、
呼んでも気づかないくらい一心不乱に読んでいる時もあるのですが、
好きでない本だと極端にヤル気がなくなり、その感想を文章にする作業を特に嫌う。

自分の意見を書けばいいだけなのに。
そう言うと、ひとこと「面白かった」「つまんなかった」という意見しか、返ってこない。




たとえば、春に、私が ある方からいただいた これら3冊。

あの福音館書店のボクラノSFシリーズ、『海竜めざめる』  『闘技場』  『秒読み』。
海竜めざめる (ボクラノSF  闘技場―フレドリック・ブラウンコレクション (ボクラノSF  秒読み―筒井康隆コレクション (ボクラノSF

ソファ脇に置いといたら、いつのまにか夢子も読んでいて、二人とも数日で読破。
長編の1冊は、「今このへん読んでるの、先を言わないでね」とか、
短編集2冊は、「これは怖くて、次のは頭がこんがらがって…」とか意見も言っていた。
このどれかが、来年の課題図書になればいいのに♪

SFものは、時々すっごく読みたくなる時があるのよね。
未知のようで、でも身近な話に思えたり、何か発見がある。 気分転換できるし。
このシリーズは、現キッズだけでなく、まだ少年の面影ある大人(笑)も楽しく読めると思う。
内容と絵のマッチングも良いのですが、ただ読む楽しみだけでなく、
色々と ちっちゃなこだわりが随所に垣間見えて、本の作りに遊び心があるの♪
3冊を並べて 中身を見比べると、そこに気付くかも。
文字(内容)を読ませるだけじゃなくて、本というものの可能性を感じられる。
「この人ゼッタイ遊んでる♪」と ほほえましくなる仕掛け、私は好きです。



この夏、私が読んだ中で「これ好きだわー」と思ったのが、『卵の緒』。
すんなり一気に読めちゃった後、すごーく不思議な感覚にとらわれました(笑)。
卵の緒 (新潮文庫
大らかなリアリズム、シビアな あったかさ、無理のない無理、というか。
人って、弱いし強い。 こういう読後感の良さは、あんまりない気がします。
どろどろしてないので、夢子にもすすめようっと(笑)。





さてさて。
夏休み前から用意してある原稿用紙が、日の目を見るのは いつなのでしょうか。

宿題と関係ない イラストを描くヒマは、たくさんあるみたいなのに(苦笑)。
P1240930.jpg


思ったことを 文章で書くというのは、簡単そうで難しい。 
それは私も同感だけれど、書き始めると、極端に短いか長くなる私とちがって、
何を書いても 200字くらいで終わってしまう夢子のほうが、
シンプルな生き方をしてるのかもしれないと、密かに羨ましく感じる今日この頃なのでした。




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