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う、う、ウィルバスかノートンか

2010年08月19日 18:41

PCのセキュリティ。
面倒だけれども、リスクを考えたら必須ですよね。ウィルス恐いし。

あるPC機にセキュリティプログラムを入れようと、ネット上から手続きしたの。

が、インストールできない!
何度トライしても途中で「サポートセンターにお問い合わせを」って表示されてしまう。
サポセンは17時までと記されていたのでその夜はあきらめ、翌日電話をかけた。






  
*  *  *



ウェブ上に記されていたサポートセンターに電話。
事情を伝えると、「技術的な問題は別の部署で」と、ちがう電話番号を教えられた。
ここがサポセンではないの?と思いながらもグダグダ言わずに了解する。

03で始まる番号。都内だろうか。かけてみる。
まったく蛇足な情報をおりまぜた自動音声を、半ばうんざりしながら聞き、
○○の問題は2を、○○の問題は4を、の案内にしたがって、しばし待つ。

やっと繋がった。

女性オペレーターの、
抑揚のない「こちらは○○です」という第一声があまりに違和感で、
まだ自動音声なのかと疑いつつ「もしもし?」と言うと、「どういたしましたか?」。
やはりどこか妙なアクセントだが気にしないことにして、説明を始めた。


途中、「お使いのウィンドウズは何ですか?」と訊かれた。多分そう言った。
「え?バージョンですか?」と深く考えず咄嗟に質問すると、
彼女は少し沈黙した後こう言った。
「ワタシハ、チュウゴクジンデス…」

ああそうか、そういうことか。
私がかけた電話は知らないうちに中国に転送されて、現地女性と話してるのか。
だからイントネーションも変わってるのか。
私が早口すぎたのかしら、ナニジンデスカ?と聞こえたのかしら…(イヤ、ナイナイ)。
困惑と、微笑ましい気持ちが混ざり合ってしまう。


結局、私のPCを彼女がリモートしてみることになった。
いわゆる「乗っ取られ」状態は初めての体験。 面白いので夢子を呼んだ。

「見てて♪ 今から乗っ取られるから♪」
「えっ、ハッカー? ブラッディマンデーみたいに?」
不安そうな夢子。誤解は解いておいた。


誰も触ってないのに、勝手に色々な作業が展開されていくモニター。
なんとも不可思議な気分。
いま繋がっているのは、パスポートが必要な、海の向こうの大陸なんだわ。
そして、家族にさえ閉じられている私のPCが見ず知らずの人に操られている。
流れるような速さで英数字が打ち込まれたりする。
いらない事をしてそれを削除したり、彼女が逡巡するような場面もあった。

モニターの隅にはチャット画面みたいなのがずっと出ていて、
「ただいまリモート操作をしています」と日本語で表示されている。

夢子が、ぼそっと言う。「なんか、こわい…」

そうね。恐い恐い。
いま彼女がその気になれば(笑)、PC内の私的情報は流出するかも。

でなくても、どんなデスクトップなのかは見えているのでしょ?
萌え絵の人や恥ずかしい背景にしている人は、困るかもね。
私は、普段使っているほうのPCでなくて良かったと心から安堵する。
リモートされたPCにカメラEyeがついてない事にも。


何度か会話が噛み合わなかったりしたものの、問題は無事に解決した。
日本語習得は難しいといわれるから、彼女は上手なほうなのだろう。
なんとも耳に残る機械的なアクセントをどこかで聞いた気がしていて、
電話を切ってから思い出した。

カーナビ!
時々ナビに向かって話すクセのある私、どうりで聞き覚えがあったわけだ。

日本人と日本語で話すのが滅法あたりまえな生活だから気づかないけれど、
日本人の会話って、電話だけであっても随分と表情豊かなのね。



*  *  *


国内のいろんな業務が、ここ数年、中国の労働力に委託されているときく。
このセキュリティサービスの会社も、
顧客管理的な業務は国内で、技術的な仕事は中国でさばいているのだろう。
技術部門を丸投げするほうが、日本の国益にならない気がするのは気のせいか。
顧客管理を委託してる企業も増えてるらしいから、どのみち同じか。

「なんか、こわい…」
今度は私がつぶやく番だ。 
共存共栄とはいうけれど、今の日本あまり景気よくないし、あえて心配してみる次第。

国内雇用か、人件費抑制か。
ウィルスバスターか、ノートンか、その他か。
ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか。
悩ましいよね。




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